2016年9月3日土曜日

12:ラミー50

ラミー50/Rummy Fifty

プレイ人数:2~4 人   プレイ時間:15~30 分   対象年齢:10 歳以上

※2人で遊ぶ場合は「2 人用ルール」を適用してください

≪用具≫
・TENNOS  各スート  A,2~10 の60 枚、J,Q,K をそれぞれ人数分
・得点計算用のコイン等:2 人なら9 枚、3 人なら13 枚、4 枚なら17 枚(もしくは筆記用具)

≪概要≫
  ゲームの目的は、手札を場に出しきることです。そのためには、手札で役(組み合わせ)を作る必要があります。手札
をすべて出しきることで得点し、先に5 点を得たプレイヤーが勝者となります。

≪準備≫
  全員1 点をもった状態ではじめます。各プレイヤーはコイン等を1 枚受けとって下さい。
  各プレイヤーは同じスートのJ,Q,K 3 枚を受けとり、残りは箱にしまいます。
  ※J,Q,K は手札ではありません
  それ以外のカード60 枚は手札としてランダムに10 枚ずつ配り、残りは山札(裏向き)として中央に置きます。
  各プレイヤーの前には、捨て札を置くスペースと役を出すスペースが必要ですので、空けておいて下さい。
  適当な方法で親を決めたら最初のラウンドがスタートします。
  ※親は1ラウンドが終わるごとに時計回りで交代します

≪1 ラウンドの流れ≫
1)  親は山札を1 枚めくり、全員が見える場所に表向きで置きます
   ※そのカードのスートが今回の「オールマイティ」となります(後述)
2)  各プレイヤーはJ,Q,K のうち1 枚を秘密裏に選んで手元に伏せ、残りの2 枚を脇に寄せます
3)  全員がカードを伏せたら、同時に表返し、先ほど脇に寄せた2 枚のカードの上に置きます
   (これは得点計算時に使用します)
4)  親から時計回りに手番を行います
5)  誰かが手札を場に出しきるか、山札がなくなった瞬間にそのラウンドが終了します

≪手番がきたら≫
1)  カードを1 枚引いて手札に加える(山札、もしくは他プレイヤーの捨て札の一番上から引く)
2)  手札からカードを1 枚捨てる(自分の捨て札の上に重ねて捨てる)
3)  好きなだけ場にカードを出す(出さなくてもよい)
4)  「終わりました」等と言って、左隣のプレイヤーへ手番を移す

≪カードの出し方≫
  カードを出す方法は、役を作って出す方法(メルド)と、他プレイヤーの役に付け足す方法(レイオフ)の 2 種類があ
ります。可能な限り、一度に好きなだけ出すことができます

  ■メルド:次の2 種類の役があり、3 枚以上の役になれば自分の場に出せる
    ・ラン: 同じスートの連番3 枚以上  例:♠A,♠2,♠3 等
    【重要】オールマイティのカードは、任意のスートとしてランに組み込める
    ・グループ:同じランク3 枚以上  例:♠3,♡3,♣3等

  ■レイオフ:他のプレイヤーが出した役に、自分の手札からカードを付け足せる
    ・ランに付け足す場合:    例:♠2,♠3,♠4 という役があれば、♠Aや♠5 を付け足せる
    【重要】オールマイティのカードは、任意のスートとしてランに付け足せる
    ・グループに付け足す場合:   例:♠3,♡3,♣3 という役があれば、♢3 等を付け足せる

≪得点計算≫
  手札を出しきったプレイヤーが今回の勝者となり、得点計算を行います。山札がつきた場合は得点計算せずに次のラウ
ンドを始めます。

  勝者以外のプレイヤーは残った手札の数字をすべて合計し、さらに以下の数字も足します
  Jを出した場合→+10、Qを出した場合→+20、Kを出した場合→+30
  合計値が最も高いプレイヤー全員が、1 点失います(ただし、0 点未満にはなりません)

  勝者は、先ほど1 点を失ったプレイヤーの数字に、以下の数字を足します
  Jを出した場合→+10、Qを出した場合→+20、Kを出した場合→+30
  合計値が49 以下であれば1 点、50 以上であれば2 点を獲得します

  得点計算が終わったら次のラウンドを同様に繰り返し、最初に5 点を得たプレイヤーがゲームの勝者となります。

≪オールマイティのランについて≫
  オールマイティのみで構成されたランにレイオフ(付け足し)する場合、オールマイティ以外のスートが1枚でも付け足さ
れたら、そのランでは「オールマイティ=付け足されたスート」として見なします。

≪2 人用ルール≫
  2 人で遊ぶ場合は、通常のルールに以下を加えます。J,Q,K のうちK は使用せず、箱にしまいます。両プレイヤーは捨て
札の左隣に、もう1か所ずつ捨て札を置くスペースを作ります。手番終了後に山札から1 枚めくり、そのスペースにカードを
捨てます。以降、自分の手番でカードを引くとき、追加の捨て札の一番上からもカードを引くことができます。したがって、
両プレイヤーは山札に加え、自分の捨て札以外の3 か所から引くカードを選択することができます。

作:ゆたか(ゆるあ~と)   Twitter: @yutaka_88

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