【ジャンル】
チームプレイトリックテイキング
【人数】
4人or6人
【使用カード】
4人プレイ:《リーフ》と《クロス》のAから10の20枚を除いた64枚(予備のカードも(白札)含む)
6人プレイ:全てのカード(予備のカード(白札)2枚も含む)
【有ると便利な物】
コインなどのマーカー
【ゲームの準備】
2~10のカードをスート毎に分け、絵札は絵札でまとめ、Aのカードは一つにまとめ、Jokerと白札は同じ色のJoker2枚と白札1枚のセットにする。
【カードの強弱】
白札<2<3<4<5<6<7<8<9<10<A<Joker
【ルール】
(1) チーム分け:始めにAを裏向きにして混ぜて場に伏せます。各プレイヤーは1枚ずつ取り表向きに公開します。プレイヤーは公開したAと同じスートの2~10のカードを受け取ります。公開したAが同じ色のプレイヤー同士でチームになります(あらかじめチームが決まっている場合は省略しても構いません)
(2) カード分配:チーム分けが決まりましたら、チームと同じ色のJoker2枚と白札1枚をチームで受け取ります、その後チーム内で話し合いそれら3枚のカードを各プレイヤーに分配してください、このとき分配する枚数が異なっていても構いません(1人のプレイヤーが3枚持っていても構いません、これらは非公開情報です)
(3) 着席:カードの分配が終わりましたら《スペード》→《ハート》→《クロス》→《リーフ》→《クラブ》→《ダイヤ》の順に時計回りで着席します。
(4) シャッフル:全てのプレイヤーは自分のスートのカード(AとJokerと白札も含む)をシャッフルし、これを山札とします。この際絵札の束もシャッフルして中央に置きます。
(5) ゲーム開始:全てのプレイヤーは自分の山札からカードを3枚引きます、これが最初の手札になります。その後開始プレイヤーは絵札の山札から1枚引き公開して場に出します。
(6) カードの出し方:前トリックに絵札を獲得したプレイヤー(第一トリックはスートがスペードのプレイヤー)から手札か山札の一番上から1枚場に出します。その際裏向きでも構いませんが、最初のプレイヤーは必ず表向きに出します、また山札の一番上のカードを選択した場合は必ず表向きに場に出します。その後時計周り順に同じ手順を繰り返します。手札がない場合はパスになります(パスは手札が無い場合のみ行えます)
(7) カードの判定と獲得:全員がカードを出し終わりましたらカードの強弱を比べます、この際裏向きにカードを出したプレイヤーならびにカードを出せなかったプレイヤーは判定から除きます(白札以下の強さとみなし、絵札を獲得する事が出来ません)最も強いカードを出したプレイヤーがトリックの勝者となり、場の絵札を獲得して自分の手元に裏向きに置きます。(強さが同じ場合はその強さのカードを最初に出したプレイヤーがトリックの勝者になります)
『特殊な判定』
次のカードが同じトリック内に出された場合は以下の通りに判定します。
Aと2(セイムツー):この場合はAより2が強いカードになります、ただしJokerには勝てません。
Jokerと白札(ホワイトパニッシャー):この場合は白札が一番強いカードになります。
チームで同じ数字3枚(バタリオン):そのチームの2番目にカードを出したプレイヤーが絵札を獲得します(Jokerにも白札にも勝てます)両チームともに同じ数字が3枚の場合は強弱の強いチームの2番手のプレイヤーが絵札を獲得します、さらに両チームとも同じ強さの場合は最初にカードを出したプレイヤーのチームの2番目のプレイヤーが絵札を獲得します。(この際Jokerはオールマイティーとして使用できません)
(8) クリンナップ:判定と獲得が終わりましたら自分のスートのカードをその向きのまま自分の捨て山に置きます、ただしJokerはゲームから除外します。その後、手札が3枚になるように各自の山札から引きます。但し山札が十分にない場合は可能な限りカードを引き、山札がない場合はカードを引けません
(9) 山札の補充:各プレイヤーはクリンナップに一度だけ山札の再構築を宣言できます、宣言は山札からカードを引く前でも引いた後でも構いませんが取り消しは出来ません。宣言の順番はそのトリックの一番強いカードを出したプレイヤーから時計回り順に選択し、全員が再構築しない事を選択するまで行います。また、手札も山札も無く、再構築が可能なプレイヤーは必ず山札を再構築します。再構築を選択したプレイヤーは、場のカードが捨て山に置かれて手札を引いた後に任意の枚数を手札から捨てて、山札にあるカードと捨て札にあるカードの向きを揃えてシャッフルします、それが新しい山札になります。(この時にマーカーがあると便利です)再構築の際に絵札を混ぜないように注意しましょう。山札を再構築後、手札が3枚以下の場合は新しい山札から手札が3枚になるようにカードを引きます。なお獲得した絵札と捨て山は自分の札であろうと確認する事はできません。
(10)ゲーム終了:(6)から(9)の手順を繰り返し、絵札の山札が全て無くなったトリック、または3人以上(4人プレイの場合は2人)のプレイヤーが山札と手札が全てなくなり、かつ山札の再構築が不可能な場合にゲーム終了です。
(11)得点:得点は以下の通りです。これらはプレイヤー各個人で計算します。
・自分の使用したスートのカードと同じスートの絵札:3点
・それ以外の絵札:2点
・使用しなかったJoker(山札でも手札でも良い):1点
・ゲーム終了時にAが手札に残っていた場合:1点
・自分のチームと同じ色の同じスートのJQKを獲得したとき:1セットにつき2点
・相手チームの色の同じスートのJQKを獲得したとき:1セットにつき3点
・同じ数字の絵札を4枚以上獲得したとき 4枚:1セットにつき2点
5枚:1セットにつき5点 6枚:1セットにつき8点
・バタリオン成立(トリックの勝敗関係なく):1回につきチームに2点
(12)勝敗の判定:同じチーム内の点数を合計して合計点数が高いチームが勝ちです。ただし合計点数の差が1点以内の場合、チームの2番目に高い点数のプレイヤーの点数で勝敗を決めます、それも同じ場合はスペードのカードを使用していたプレイヤーのチームの勝ちです。
【おまけ】個人戦用ルール
【人数】
2人から6人
【使用カード】
人数分のAから10の同スートのカードと絵札全てと人数分のJoker(5人以上の場合は予備のカード(白札)も使います、このゲームではJokerと白札は同じものとして扱います)
【有ると便利な物】
コインなどのマーカー
【ゲームの準備】
2~10のカードをスート毎に分けます。AはAでまとめ、絵札は絵札でまとめ、Jokerと白札は一人1枚ずつ配ります。
【カードの強弱】
2<3<4<5<6<7<8<9<10<A<Joker(白札)
【ルール】
(1) 席決め:始めにAを裏向きにして混ぜて場に伏せます。各プレイヤーは1枚ずつ取り表向きに公開します。プレイヤーは公開したAと同じスートの2~10のカードを受け取ります。
(2) 着席:カードの分配が終わりましたら《スペード》→《ハート》→《クロス》→《リーフ》→《クラブ》→《ダイヤ》の順に時計回りで着席します。
(3) シャッフル:全てのプレイヤーは自分のスートのカード(Jokerや白札も含む)をシャッフルし、これを山札とします。この際絵札の束もシャッフルして中央に置きます。
(4) ゲーム開始:全てのプレイヤーは自分の山札からカードを3枚引きます、これが最初の手札になります。その後開始プレイヤーは絵札の山札から1枚引き公開して場に出します。
(5) カードの出し方:前トリックの勝者(第一ゲームはスートがスペードのプレイヤー)から手札か山札の一番上から1枚場に出します、その際裏向きでも構いませんが最初のプレイヤーは必ず表向きに出します、また山札の一番上のカードを選択した場合は必ず表向きに場に出します。その後時計周り順に同じ手順を繰り返します。手札がない場合はパスになります。(パスは手札が無い場合のみ行えます)
(6) カードの判定と獲得:全員がカードを出し終わりましたらカードの強弱を比べます、この際裏向きにカードを出したプレイヤーならびにカードを出せなかったプレイヤーは判定から除きます(2以下の強さとみなし、絵札を獲得する事が出来ません)最も強いカードを出したプレイヤーがトリックの勝者となり、場の絵札を獲得して自分の手元に裏向きに置きます(強さが同じ場合はその強さのカードを最初に出したプレイヤーがトリックの勝者になります)
『特殊な判定』
次のカードが同じトリック中にされた場合は以下の通りに判定します。
Aと2(セイムツー):この場合はAより2が強いカードになります。(Jokerには勝てません)
Joker(白札):Joker(白札)が複数枚場に出た場合は最後にJokerを出したプレイヤーがトリックの勝者になり絵札を獲得します。
(7) クリンナップ:判定と獲得が終わりましたら、自分のスートのカードをその向きで自分の捨て山に置きます、ただしJoker(白札)はゲームから除外します。その後、手札が3枚になるように各自の山札から引きます。但し山札が十分にない場合は可能な限りカードを引き、山札がない場合はカードを引けません
(8) 山札の補充:各プレイヤーはクリンナップに一度だけ山札の再構築を宣言できます、宣言は山札からカードを引く前でも引いた後でも構いませんが取り消しは出来ません。宣言の順番はそのトリックの一番強いカードを出したプレイヤーから時計回り順に選択し、全員が再構築しない事を選択するまで行います。また、手札も山札も無く、再構築が可能なプレイヤーは必ず山札を再構築します。再構築を選択したプレイヤーは、場のカードが捨て山に置かれて手札を引いた後に任意の枚数を手札から捨てて、捨て札にあるカードと山札にあるカードの向きを揃えてシャッフルします。それが新しい山札になります。(この時にマーカーがあると便利です)再構築の際に絵札を混ぜないように注意しましょう。
(9) ゲーム終了:(4)から(7)の手順を繰り返し、絵札の山札が全て無くなったトリック、または3人以上(プレイ人数が4人以下の場合は2人)のプレイヤーが山札と手札が全てなくなり、かつ山札の再構築が不可能な場合にゲーム終了です。
自分の使用したスートのカードと同じスートの絵札:3点
それ以外の絵札:2点
使用しなかったJoker(山札でも手札でも良い):1点
ゲーム終了時にAが手札に残っていた場合:1点
自分と同じ色の同じスートのJQKを獲得したとき:1セットにつき2点
自分と異なる色の同じスートのJQKを獲得したとき:1セットにつき3点
同じ数字の絵札を4枚以上獲得したとき 4枚:1セットにつき2点
5枚:1セットにつき5点 6枚:1セットにつき8点
(11)勝敗の判定:獲得した点数の最も高いプレイヤーがゲームの勝者です、同点の場合は絵札の枚数が少ないプレイヤーが勝者になります。それも同じ場合はスペードのプレイヤーから最も手番の近いプレイヤーが勝者になります。
【バリエーションルール】シークレットチーム戦
【人数・使用カード・カードの強弱】
人数は6人のみ、使用カードとカードの強弱は個人戦用に準じます、ただしJokerはまとめておきます
(1) 席・チーム決め:始めにAを裏向きにして混ぜて場に伏せます。各プレイヤーは1枚ずつ取り表向きに公開します。プレイヤーは公開したAと同じスートの2~10のカードを受け取ります。その後Jokerと白札を混ぜて各プレイヤーは1枚ずつ受け取ります、ただしJoker(白札)は他人に見えないようにして下さい。同じ色のJoker(白札)を持つプレイヤーが同じチームです。
(2) 基本ルールは個人戦と同じです。ただし勝敗の判定の際に同じチーム二人の合計点数で勝敗を決めます、チームの合計点数が同点の場合は獲得点数の低いプレイヤーの点数で勝敗を決めます。それも同じ場合はスペードのプレイヤーから最も手番の近いプレイヤーのチームが勝利します。